日本歴史地名大系 「中荻野村」の解説 中荻野村なかおぎのむら 神奈川県:厚木市中荻野村[現在地名]厚木市中荻野・鳶尾(とびお)一―五丁目村の中央を甲州道が通り、東は下荻野(しもおぎの)村、西は上荻野(かみおぎの)村、南は飯山(いいやま)村、北は棚沢(たなざわ)村に接する。中世は荻野郷に属した。当村は下荻野村より分村し、正保国絵図に「中荻野村」とある。近世は、享保三年(一七一八)まではほぼ幕府領、以後は大久保教寛(のち荻野山中藩)領、天明三年(一七八三)領主大久保教翅は駿州松永(まつなが)(現沼津市)の居所を当村の山中(やまなか)に移し陣屋とした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by