中西不二夫(読み)ナカニシ フジオ

20世紀日本人名事典 「中西不二夫」の解説

中西 不二夫
ナカニシ フジオ

大正・昭和期の機械工学者



生年
明治30(1897)年1月

没年
昭和39(1964)年6月11日

出生地
岡山県

学歴〔年〕
東京帝国大学工学部〔大正9年〕卒

学位〔年〕
工学博士

経歴
大正10年東大助教授、昭和10年教授。この間大正14〜昭和2年英国、フランスドイツ留学。大正10年から東大航空研究所員となり、昭和18〜20年同所長。32年東大退官、名誉教授。同年科学技術庁航空技術研究所所長となり、36年宇宙開発調査団員として欧米訪問。軟鋼降伏の法則に関する研究など材料力学関係に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中西不二夫」の解説

中西不二夫 なかにし-ふじお

1897-1964 大正-昭和時代の機械工学者。
明治30年1月19日生まれ。昭和10年東京帝大教授となり,のち同大航空研究所長。日本機械学会会長,科学技術庁航空技術研究所(現航空宇宙技術研究所)所長を歴任航空機エンジンと材料強度の研究をおこない,ジェットエンジンの開発などにあたった。昭和39年6月11日死去。67歳。岡山県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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