日本歴史地名大系 「中遺跡」の解説 中遺跡はしなかいせき 奈良県:桜井市三輪・纏向地区箸中村中遺跡[現在地名]桜井市大字箸中箸中集落の東北部、慶運(けいうん)寺の北側墓地から西にかけて、標高約九〇メートル前後の台地上で縄文式土器・弥生式土器・土師器・石器などの破片が散布し、採取されている。縄文式土器には爪形凸帯文や磨消縄文があり、縄文時代中期から古墳時代以降にも及ぶ永い年代と広い範囲をもった複合遺跡と思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by