中郷新田(読み)なかごうしんでん

日本歴史地名大系 「中郷新田」の解説

中郷新田
なかごうしんでん

[現在地名]輪之内町中郷新田

福束ふくづか輪中の中央に位置し、南西藻池もいけ村。正保郷帳に村名がみえ、幕府領(幕末まで変化なし)、田高一千一八八石余・畑高八三石余。開村については慶長年間(一五九六―一六一五)真福寺しんぷくじ(現岐阜市)から移住した一族開墾、寛永元年(一六二四)尾張国法立ほうりゆう(現愛知県中島郡平和町)より入植したという加藤一族による開墾など諸説がある(輪之内町史)。元文三年(一七三八)の村明細帳によると村高一千二七二石余、うち江桁敷土取跡・江堀敷・郷蔵敷・小堤土取荒地引で残高一千二四九石余、田一〇八町四反余・畑二町六反余、家数一二八・人数六〇二、馬一七、大工二がおり、紺屋一があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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