日本大百科全書(ニッポニカ) 「中間動物」の意味・わかりやすい解説 中間動物ちゅうかんどうぶつ 動物系統分類学的にみて二群の中間に位置するような動物をいい、中間型動物ともいう。一般には系統樹の分枝点に相当している動物で、クマムシは環形動物と節足動物との、ネオピリナは軟体動物と環形動物との中間動物といわれる。中生動物はかつて原生動物と後生動物とを結ぶ中間動物といわれたことがある。[鈴木 實][参照項目] | 中生動物 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例