中阿含(読み)ちゅうあごん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中阿含」の意味・わかりやすい解説

中阿含
ちゅうあごん

北方系仏教に伝えられた原始仏教経典一つ。 60巻,222の経典を総称したもの。中くらいの長さの諸経を集録してあるが,内容は主として四諦十二因縁譬喩などから成っている。阿含は āgamaの音写で,「伝承聖典」の意。

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