日本歴史地名大系 「中青出村」の解説 中青出村なかあおいでむら 富山県:中新川郡上市町中青出村[現在地名]上市町中青出江上(えがみ)村の西、上市川と白岩(しらいわ)川の間に広がる平野部に位置し、西は飯坂新(いいざかしん)村、南は飯坂村、北は下青出村。小出(こいで)村(現富山市)から若杉(わかすぎ)村に至る道が村内を通る。永禄元年(一五五八)五月二五日の小間常光寄進状(極性寺文書)に「上条之内於青出弐拾俵、并又於江上拾俵」とみえ、常光は計三〇俵分の田地を極性(ごくしよう)寺(現富山市)に寄進している。正保郷帳では下青出村に含めて高付されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報