丸山勝広(読み)マルヤマ カツヒロ

20世紀日本人名事典 「丸山勝広」の解説

丸山 勝広
マルヤマ カツヒロ

昭和・平成期の音楽家 群馬交響楽団常任顧問。



生年
大正3(1914)年3月31日

没年
平成4(1992)年2月28日

出生地
群馬県高崎市若松町

主な受賞名〔年〕
山本有三記念郷土文化賞(第11回)〔平成1年〕,芸能功労者表彰(芸団協)〔平成4年〕

経歴
昭和20年高崎市民オーケストラを結成、22年にプロに転向し、以来群響の事務局一筋。54年ベルリン芸術大学教授・豊田耕児指揮者に迎えて、演奏会を実らせる。専務理事を経て、61年常任顧問。著書に「愛のシンフォニー」。映画「ここに泉あり」のモデル。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丸山勝広」の解説

丸山勝広 まるやま-かつひろ

1914-1992 昭和後期-平成時代の音楽家。
大正3年3月31日生まれ。昭和20年生地の群馬県高崎市で市民オーケストラの設立に参加。32年群馬交響楽団と改称したのちも事務局長,専務理事として運営にあたる。楽団誕生の経緯は「ここに泉あり」の題で映画化され,全国に知られた。平成4年2月28日死去。77歳。著作に「愛のシンフォニー」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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