丸頭巾(読み)マルズキン

デジタル大辞泉 「丸頭巾」の意味・読み・例文・類語

まる‐ずきん〔‐ヅキン〕【丸頭巾】

僧・老人などが用いた、上部を丸く作った頭巾焙烙ほうろく頭巾。大黒だいこく頭巾。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「丸頭巾」の意味・読み・例文・類語

まる‐ずきん‥ヅキン【丸頭巾】

  1. 〘 名詞 〙 上が焙烙(ほうろく)の形のような丸い頭巾。僧・老人のかぶりもの。焙烙頭巾大黒頭巾。《 季語・冬 》 〔俳諧・増山の井(1663)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の丸頭巾の言及

【頭巾】より

…これを大別すると,丸形,角形,袖形,ふろしき形がある。丸形は丸頭巾といわれ,円形の布をひだをとって袋状とし,頭の大きさに合わせてへりをとる。この丸い袋を大きくしたものが焙烙(ほうらく)頭巾で,三河万歳師が今も用いている。…

※「丸頭巾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android