丸龍(読み)がんりゅう

精選版 日本国語大辞典 「丸龍」の意味・読み・例文・類語

がん‐りゅうグヮン‥【丸龍】

  1. 〘 名詞 〙がんりょう(丸龍)
    1. [初出の実例]「鳩羽等の無地及び丸龍(グヮンリウ)(など)もよし」(出典風俗画報‐一一六号(1896)流行門)

がん‐りょうグヮン‥【丸龍】

  1. 〘 名詞 〙 丸窓形の内に龍をまるくまとめ、図案のように描いたもの。龍は火難を避けるというところから、よく禅寺諸堂の天井にかかれる。また、龍をまるめた模様や図案をもいう。がんりゅう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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