丸龍(読み)がんりゅう

精選版 日本国語大辞典 「丸龍」の意味・読み・例文・類語

がん‐りゅう グヮン‥【丸龍】

風俗画報‐一一六号(1896)流行門「鳩羽等の無地及び丸龍(グヮンリウ)(など)もよし」

がん‐りょう グヮン‥【丸龍】

〘名〙 丸窓形の内に龍をまるくまとめ、図案のように描いたもの。龍は火難を避けるというところから、よく禅寺諸堂の天井にかかれる。また、龍をまるめた模様や図案をもいう。がんりゅう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android