火難(読み)カナン

デジタル大辞泉 「火難」の意味・読み・例文・類語

か‐なん〔クワ‐〕【火難】

火による災難火事。「火難除け」
[類語]剣難女難盗難火事火災出火失火炎上大火小火ぼや自火近火急火怪火不審小火しょうか祝融しゅくゆう回禄かいろく大火災大火事山火事火の海焼失焼亡焼尽丸焼け半焼け全焼半焼火元火の元類焼貰い火延焼飛び火引火猛火火の手下火鎮火消火火消し消防火事場焼け跡

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精選版 日本国語大辞典 「火難」の意味・読み・例文・類語

か‐なんクヮ‥【火難】

  1. 〘 名詞 〙 火による災難。火事などで身にこうむる災い
    1. [初出の実例]「今日広隆寺火災云々、建立後未火難、惜哉々々」(出典台記‐久安六年(1150)一月一九日)
    2. 「続いて十度も火難に出逢ひ」(出典:塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉一五)

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