丹根萌村(読み)たんねもえむら

日本歴史地名大系 「丹根萌村」の解説

丹根萌村
たんねもえむら

[現在地名]択捉えとろふ郡留別村大字丹根萌

明治初年から大正一二年(一九二三)までの村。タンネモイとも訓じる(「町村別戸口表」市立函館図書館蔵)択捉島の南西端に位置し、東は内保ないほ村。北はオホーツク海に面し、丹根萌湾がある。南は太平洋、西は国後くなしり海峡に面する。村の中央に活火山ベルタルベ(一二二一・一メートル)があり、西裾のベルタルベ岬は択捉島の西端である。明治初年にタンネモイ、ベルタルベなどを包含してタンネモイ村が成立。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 戸口 二戸

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む