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久助 キュウスケ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

久助 きゅうすけ

?-? 江戸時代中期の漂流民。
陸奥(むつ)佐井村(青森県)の多賀丸乗組員。延享元年(1744)遭難し,千島列島に漂着。カムチャツカ,オホーツク,ヤクーツクとうつり,イリムスクで日本語教師となる。宝暦11年イルクーツクの日本語学校にうつり,ペテルブルグからきた他の多賀丸漂流民と合流。天明2-6年(1782-86)の間に同地で死去。陸奥閉伊(へい)郡(岩手県)出身。ロシア名はフィリップ=ニキフォロフ=トラペズニコフ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

きゅうすけ【久助】

江戸時代、下男の通称。久三きゆうざ。久三郎。久七。 「それ-は湯をわかせ/滑稽本・膝栗毛 5
〔「久助葛くず」の略〕 吉野葛の異名。
の意より葛を屑くずに結び付けて〕 割れた煎餅せんべいやあられのこと。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の久助の言及

【葛粉】より

…菓子では葛餅,葛桜,葛切り,葛ちまきなどのほか,葛湯に用いる。なお,江戸時代から吉野葛は久助(きゆうすけ)葛,久助と異称されたが,そこからさらにクズの音を屑に転用し,現在でもできそこないや売残りの菓子などを久助と呼ぶことがある。【平野 雄一郎】。…

※「久助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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