久保野村(読み)くぼのむら

日本歴史地名大系 「久保野村」の解説

久保野村
くぼのむら

[現在地名]本宮町久保野

本宮村の西方四村よむら川の中流北岸に位置。熊野街道中辺路にある三越みこし峠から当村を経て湯峯ゆのみね村・本宮村に至る間道が通ずる。地名は文明三年(一四七一)一一月六日に「くほのゝ孫大郎」が大野おおの村の三郎・五郎兄弟に畠地を売却した売渡状(松本家文書)みえる。慶長検地高目録に「窪栗垣内村」とあり、高一二〇石余、小物成一・八二七石。本宮組に属し、元禄(一六八八―一七〇四)検地帳には「窪野」とみえ(続風土記)、天保郷帳にはもと窪野・栗垣内くりがいと小禰川こねがわ三村であったと記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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