久喜郷(読み)くきごう

日本歴史地名大系 「久喜郷」の解説

久喜郷
くきごう

「和名抄」高山寺本に「久喜」と記し、訓を欠くが、刊本(慶安元年)には「クキ」と仮名を付す。

「大日本地名辞書」は「今詳ならず。舟木・万倉の諸村にあたるごとし。二処と厚狭二郷の間とす」とするが、根拠があってのことではない。「日本書紀」仲哀天皇八年正月四日条に「洞、此云久岐」とあって、「クキ」は洞の意であるが、郡内にはこれに該当する地名がないため、「防長地名淵鑑」は美祢(みね)郡秋吉(あきよし)村(現秋芳町秋吉)広谷(ひろたに)にある秋芳(あきよし)洞に着目し、ここを中心とする一帯を郷域に比定している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む