久慈行子(読み)クジ ユキコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「久慈行子」の解説

久慈 行子
クジ ユキコ


職業
女優

生年月日
大正7年 11月12日

出身地
東京市 浅草区(東京都 台東区)

学歴
岩手高女〔昭和10年〕4年修了

経歴
昭和10年日劇ダンシング・チーム1期研究生。11年新興キネマ大泉俳優学校に入り、12年卒業、新興入社。田中重雄監督「熊の唄」でデビュー。「人生の初旅」「海を渡る女」など好演。14年「侠艶録」、15年宇佐美淳と「花嫁峠」、ヒット作「夢ならぬ恋」「女性本願」。17年大映移籍。戦後松竹大船入社「人生画帖」「情炎」「嫉妬」、25年「宵待草恋日記」「大学の虎」に出演後退社。

没年月日
昭和52年 7月27日 (1977年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「久慈行子」の解説

久慈 行子
クジ ユキコ

昭和期の女優



生年
大正7(1918)年11月12日

没年
昭和52(1977)年7月27日

出身地
東京市浅草区

学歴〔年〕
岩手高等女学校〔昭和10年〕4年修了

経歴
昭和10年日劇ダンシング・チーム1期研究生。11年新興キネマ大泉俳優学校に入り、12年卒業、新興入社。田中重雄監督「熊の唄」でデビュー。「人生の初旅」「海を渡る女」など好演。14年「俠艶録」、15年宇佐美淳と「花嫁峠」、ヒット作「夢ならぬ恋」「女性本願」。17年大映移籍。戦後松竹大船入社「人生画帖」「情炎」「嫉妬」、25年「宵待草恋日記」「大学の虎」に出演後退社。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久慈行子」の解説

久慈行子 くじ-ゆきこ

1918-1977 昭和時代の女優。
大正7年11月12日生まれ。岩手高女を修了し,日劇ダンシングチームの1期研究生となる。昭和12年新興キネマ大泉撮影所にはいり,「熊の唄」で初出演。戦後,姉孝子の夫新藤兼人の紹介で大映から松竹大船にうつり,「お光の縁談」などで脇役を演じた。昭和52年7月27日死去。58歳。東京出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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