精選版 日本国語大辞典 「久方や」の意味・読み・例文・類語 ひさかた‐や【久方や】 枕 ( 枕詞「ひさかたの」から )① 「天(あま)」と同音の「海人(あま)」にかかる。[初出の実例]「ひさかたやあまの苫屋にさぬる夜は浦風寒み雁鳴き渡る〈源季広〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)一二)② 「日」と類義の「朝日」にかかる。[初出の実例]「久かたや朝日いざよふ山風のくもらで曇る花の陰哉」(出典:順徳院御集(1220頃か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例