久永町一丁目(読み)ひさながちよういつちようめ

日本歴史地名大系 「久永町一丁目」の解説

久永町一丁目
ひさながちよういつちようめ

[現在地名]江東区平野ひらの四丁目

仙台せんだい堀北岸に東西に延びる片側町。元木場もときば二一ヵ町の一。深川久永ふかがわひさなが町一丁目とも称した。北は吉永よしなが町、西は枝川を挟んで同町、東は久永町二丁目。文政町方書上によると、元禄一五年(一七〇二)一月町人より土地の買請けを願出て許され町場となり、正徳三年(一七一三)町奉行支配となった。文化一〇年(一八一三)には町内東の幅田舎間五間の道路を同二丁目と二間半ずつ買請けて、地代金を町奉行所へ上納した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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