日本歴史地名大系 「久知河内村」の解説 久知河内村くぢかわちむら 新潟県:両津市久知河内村[現在地名]両津市久知河内久知川流域の氾濫原に発達した列村形態の集落。東は下久知(しもくぢ)村、西は城腰(じようのこし)村・潟上(かたがみ)村下組(しもぐみ)の台地に連なる。後方南は田野沢(たのさわ)村(現新穂村)。文永一〇年(一二七三)二月三日の沙弥最信奉書(長安寺文書)に「佐渡国六箇郷内久知河長安寺」とあり、長安(ちようあん)寺の寺域内に成立した村と思われる。応永一二年(一四〇五)八月一九日の久知本間氏給分帳写(椎泊本間文書)に「久知河内」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by