常明(読み)じょうみょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「常明」の解説

常明 じょうみょう

?-? 平安時代後期の絵仏師
頼助(らいじょ)の子。久安6年(1150)平清盛によって再興された高野山金剛峰寺(こんごうぶじ)金堂の「両界曼荼羅(まんだら)」を制作。この作品清盛の頭血を絵の具にくわえてえがかれたといわれ,血曼荼羅とよばれる。法名は常妙,浄明,静妙とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android