常明(読み)じょうみょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「常明」の解説

常明 じょうみょう

?-? 平安時代後期の絵仏師
頼助(らいじょ)の子。久安6年(1150)平清盛によって再興された高野山金剛峰寺(こんごうぶじ)金堂の「両界曼荼羅(まんだら)」を制作。この作品清盛の頭血を絵の具にくわえてえがかれたといわれ,血曼荼羅とよばれる。法名は常妙,浄明,静妙とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android