久間修文(読み)くま ひさふみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久間修文」の解説

久間修文 くま-ひさふみ

1797-1861 江戸時代後期の和算家
寛政9年7月生まれ。筑前(ちくぜん)福岡藩士。広羽修古から横川流をうけ,江戸に出,長谷川寛(ひろし)に関流をまなぶ。文政10年帰郷して塾をひらく。門下生大穂能一(おおほ-のういち)。弘化(こうか)3年大谷流測量術を習得した。万延2年2月4日死去。65歳。号は坦斎。著作に「算法麓逕(ふもとみち)」「久間氏新術」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android