炭酸塩岩脈(読み)たんさんえんがんみゃく(その他表記)carbonate dyke

岩石学辞典 「炭酸塩岩脈」の解説

炭酸塩岩脈

このような岩石は1861年に最初に南ノルウェーのランゴ地方で記載された[Kjerulf & Dahll : 1861].この岩脈はおそらく火成岩起源でCa, Mg, Feの炭酸塩で構成され,曹長石などの他に石英,ルチル,ベリルなどの珪酸塩鉱物や酸化鉄鉱物を含んでいる.炭酸塩岩脈の代わりに曹長石または鉄鉱石岩脈に移り変わり,岩脈の中には角礫化したものや母岩の破片で満たされているものがある[Kjerulf & Dahll : 1861, Broegger : 1935, Tuttle & Gittens : 1966].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む