乍らも(読み)ながらも

精選版 日本国語大辞典 「乍らも」の意味・読み・例文・類語

ながら【乍ら】 も

  1. 体言または活用語連体形を受け、「…にもかかわらず」の意を表わす。
    1. [初出の実例]「常の事なからも、つらういみじうおぼしほれて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若紫)
  2. 動詞の連用形を受け、「…しつつも」の意を表わす。
    1. [初出の実例]「疑ひながらも念仏すれば往生す」(出典:徒然草(1331頃)三九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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