のり‐ぬ・ける【乗抜】
- 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
[ 文語形 ]のりぬ・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 - ① 馬や乗物で通り抜ける。
- [初出の実例]「早道に乗らざる時は乗ぬけがたし」(出典:随筆・常山紀談(1739)拾遺三)
- ② (困難な場合などを)きり抜ける。乗り切る。
- [初出の実例]「蒸気の威力逞しうして輙く其難を乗抜(ノリヌケ)たる当時本邦第一なる軍艦にてありけるを」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉一一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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