乗付(読み)のりつけ

精選版 日本国語大辞典 「乗付」の意味・読み・例文・類語

のり‐つけ【乗付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 乗物に乗りなれていること。また、いつも特定の乗物に乗っていること。
    1. [初出の実例]「乗り付けの帳場迄来て、奇麗で早さうな奴を択んで飛び乗った」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉一五)
  3. 乗物に乗って到着すること。
    1. [初出の実例]「明日を乗付(ノリツケ)にいたしませうと、やうやう是れまで乗り付けました」(出典:歌舞伎・富士額男女繁山(女書生)(1877)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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