日本歴史地名大系 「乗竹村」の解説 乗竹村のりたけむら 兵庫県:篠山市旧西紀町地区乗竹村[現在地名]篠山市乗竹上板井(かみいたい)村・小坂(おさか)村の東に位置し、宮田(みやだ)川が南西流する。慶長一三年(一六〇八)の多紀郡桑田津之国帳に「乗竹村」とみえ、高二三五石余。正保郷帳では田高二四〇石余・畠高一七石。元禄郷帳では高二四八石余。明和八年(一七七一)の篠山全藩一揆では百姓の平四郎が三〇日手鎖に処されている(安永三年「多紀郡中強訴一件仕置相伺候書付案」小林家文書)。「丹波志」に河内(かわち)郷のうちとしてみえ、高二六〇石余。天明三年(一七八三)の篠山領内高並家数人数里数記では板井組のうちで、高二六〇石余、家数四九・人数二二九。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報