乙りき(読み)オツリキ

精選版 日本国語大辞典 「乙りき」の意味・読み・例文・類語

おつ‐りき【乙りき】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )( 「りき」はしゃれて添えた語 ) 普通と違って、一種のしゃれた情趣があること。一風変わっていて変であること。また、そのさま。乙。
    1. [初出の実例]「おしきせの文をやったらの返事をしてよこしたはな。飛んだおつりきに書いてよこしたよ」(出典:洒落本・寸南破良意(1775)髪結)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む