九八式軽爆撃機(読み)きゅうはちしきけいばくげきき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「九八式軽爆撃機」の意味・わかりやすい解説

九八式軽爆撃機
きゅうはちしきけいばくげきき

日本陸軍爆撃機川崎航空機の開発。 1938年に制式採用。日中戦争から太平洋戦争初期にかけて,近距離の爆撃に使われた代表的な単発軽爆撃機。爆弾倉を胴体内に収める新式の構造と装備を有し,月産 50機の記録をつくった。エンジンはハ8 (850馬力) 1,乗員2,全長 11.64m,総重量約 3600kg,最大速度時速 423km,航続距離約 1700km。武装は 7.7mm機関銃3,爆弾搭載量 300~450kg。総数 854機が製造された。

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