…こうしてできる機種は,第1次大戦以来しばしば分化・統廃合を重ね今日に至っている。例えば軽爆撃機という機種は,第1次大戦中に生まれ,第2次大戦で活躍し,その後ジェット機化したが,米空軍においてはベトナム戦争中に戦闘爆撃機にその役目を譲り消えていった。これは,科学技術の進歩と戦略・戦術的要求の変化,年々膨大化する関連諸費用等に影響されて,各機種のもつ有効性や有利性が時とともに変化していくからである。…
…現在西側唯一の実用VTOL機ハリアーの攻撃機型がイギリス・アメリカ両軍で使用されている。 なお,第2次大戦当時の旧日本軍機でこれに相当するものとして,海軍機には〈攻撃機〉(水平爆撃と魚雷攻撃を主とする機種)と〈爆撃機〉(急降下爆撃を主とする機種)があり,陸軍機には〈襲撃機〉(対戦車攻撃など近接地上支援を主とする機種)と,小型で運動性のよい〈軽爆撃機〉があった。【氏家 悌夫】。…
…1981年現在,世界の軍用機の総数は10万機以上あり,そのうち爆撃機と呼ばれるものは約2600機で,著しく少数である。これは近年,戦術爆撃という任務は,ほとんど戦闘爆撃機や戦闘機が行うようになり,第1次世界大戦以来この任務を行っていた軽爆撃機(戦術爆撃機)の数がきわめて少なくなった結果である。本項ではこのうち,機数としては少ないが用兵上最も重要な戦略爆撃機に重点を置いて述べる。…
※「軽爆撃機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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