九十川(読み)クジュウガワ

デジタル大辞泉 「九十川」の意味・読み・例文・類語

くじゅう‐がわ〔クジフがは〕【九十川】

江戸時代、増水したとき、肩車で90文の渡し賃を取ったところから》増水した、大井川また天竜川異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「九十川」の意味・読み・例文・類語

くじゅう‐がわクジフがは【九十川】

  1. ( 江戸時代、水量がふえた時、肩車で九〇文の渡し賃をとったところから ) 大井川、また天龍川の異称。
    1. [初出の実例]「中(なか)ほどで安いとおもふ九十川」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android