九十川(読み)クジュウガワ

デジタル大辞泉 「九十川」の意味・読み・例文・類語

くじゅう‐がわ〔クジフがは〕【九十川】

江戸時代、増水したとき、肩車で90文の渡し賃を取ったところから》増水した、大井川また天竜川異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「九十川」の意味・読み・例文・類語

くじゅう‐がわ クジフがは【九十川】

(江戸時代、水量がふえた時、肩車で九〇文の渡し賃をとったところから) 大井川、また天龍川の異称。
※雑俳・川傍柳(1780‐83)五「中(なか)ほどで安いとおもふ九十川」

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