九州大学製法はかた地どりソーセージ(読み)きゅうしゅうだいがくせいほうはかたじどりそーせーじ

事典 日本の大学ブランド商品 の解説

九州大学製法はかた地どりソーセージ

[加工食品]
九州大学(福岡県福岡市東区)の大学ブランド。
農学部附属農場でおこなっている畜肉加工実習から生まれたソーセージ。農学研究院植物資源科学部門・岡野香准教授を中心に、地域企業と連携した「九州大学ブランド強化プロジェクト」により実現した。原材料には福岡県産推奨品のはかた地どりを使用。製造は、畜産学科卒業生経営の志摩スモークハウス(糸島郡志摩町)に委託し、畜肉加工実習と同じ伝統的な製法でおこなわれている。ミネラル豊富な海塩を用いた乾塩法で熟成期間を長くとり、さらに桜を使用しての長時間の燻煙で、化学調味料香料、保存料などを使用せず、また食品添加物も極力抑えることが可能となった。はかた地どりのコラーゲンをつなぎとして使用することで、まろやかで芳醇な味わいを醸し出している。パッケージのデザインは、芸術工学研究院・片山雅史准教授の研究室によるもの。2008(平成20)年3月18日に発売開始。農事組合法人福栄組合(久留米市)が販売代理店。なお、「はかた地どり」は、2005(平成17)年7月に商標取得済(第4878237号)。権利者は、農事組合法人福栄組合。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

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