芳醇(読み)ホウジュン

デジタル大辞泉 「芳醇」の意味・読み・例文・類語

ほう‐じゅん〔ハウ‐〕【芳×醇/芳純】

[名・形動]香りが高く味のよいこと。また、そのさま。多く、酒にいう。「―な銘酒
[派生]ほうじゅんさ[名]
[類語]美味佳味滋味珍味好味旨み風味おいしい旨い甘美デリシャスフレーバーテイスティー

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精選版 日本国語大辞典 「芳醇」の意味・読み・例文・類語

ほう‐じゅんハウ‥【芳醇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) かおりが高く、味がよいこと。また、そのものやそのさま。多く、酒にいう。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「何か芳醇(ハウジュン)な酒のしみ葉巻煙草との匂ひが」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)
    2. [その他の文献]〔張率‐対酒詩〕

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