九左衛門新田(読み)くざえもんしんでん

日本歴史地名大系 「九左衛門新田」の解説

九左衛門新田
くざえもんしんでん

[現在地名]草加市旭町あさひちよう一―六丁目

金右衛門きんえもん新田の南にあり、東は綾瀬川を隔てて槐戸さいかちど村。東方日光道中南北に通る。九左衛門新田開発縁起碑によると、領家りようけ(現川口市)に隠居した九左衛門知勝により寛永六年(一六二九)沼地四〇町三反余が開墾されたと伝える。足立郡赤山あかやま領に属した(風土記稿)。田園簿では田三二〇石余・畑一一石余、関東郡代伊奈忠治領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android