九旬(読み)くじゅん

精選版 日本国語大辞典 「九旬」の意味・読み・例文・類語

く‐じゅん【九旬】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。夏安居(げあんご)期間一夏九旬(いちげくじゅん)。また、安居をいう。
    1. [初出の実例]「籠居深山、作九旬勤数十余度」(出典:大日本国法華経験記(1040‐44)上)
    2. 「九旬坐夏しつれば、すでに夏法を正伝するなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)安居)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む