九識の窓(読み)クシキノマド

デジタル大辞泉 「九識の窓」の意味・読み・例文・類語

くしき‐の‐まど【九識の窓】

仏語九識出入り口として心の働きが外へ現れ出ることを、窓にたとえた語。

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精選版 日本国語大辞典 「九識の窓」の意味・読み・例文・類語

くしき【九識】 の 窓(まど)

  1. 仏語。九識を門戸として、それから作用の現われ出ることを窓にたとえた語。
    1. [初出の実例]「九識の窓の前、十乗の床のほとりに、瑜伽(ゆが)法水(ほっすい)を湛へ」(出典:謡曲・葵上(1435頃))

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