デジタル大辞泉
「法水」の意味・読み・例文・類語
ほう‐すい〔ホフ‐〕【法水】
仏法が衆生の煩悩を洗い清めるのを、水にたとえていう語。法雨。ほっすい。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ほっ‐すい【法水】
- 〘 名詞 〙
- ① =ほうすい(法水)
- [初出の実例]「三密瑜伽の法水(ホッスイ)を四海にそそぎ」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)上)
- ② 仏事に用いる清めの水。〔日葡辞書(1603‐04)〕
ほう‐すいホフ‥【法水】
- 〘 名詞 〙 仏語。仏の教え。仏の教えが衆生の煩悩を洗い清めることを水にたとえていう。法雨。ほっすい。
- [初出の実例]「八部恭々、潤法水、四生念々各証真」(出典:性霊集‐一(835頃)山中有何楽)
- [その他の文献]〔無量義経〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の法水の言及
【筑紫箏】より
…[筑紫楽]といった場合は,善導寺に行われていた雅楽をいう。賢順以降,玄恕(げんじよ)(1606‐49,1662年死亡説もある),法水(生没年不詳)などの僧に継承され,江戸に下った法水から八橋検校に伝えられたものは,盲人伝承の箏曲として改革されたが,玄恕以降,北九州で伝承されたものは,八橋改革以前の古態を遺存して,主に佐賀藩士や同地の儒者,神官,医師などのあいだで愛好された。しかし,厭誉(?‐1758)のころには,賢順・玄恕の時代のものとはかなりの異同を生じた。…
※「法水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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