瑜伽(読み)ユガ

精選版 日本国語大辞典 「瑜伽」の意味・読み・例文・類語

ゆが【瑜伽】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] yoga の音訳、「相応」と訳す ) 仏語呼吸を調えるなどの方法によって心を統一し、より高い境地に入ろうとする修行法。心の統一修行により絶対者と合一することで、密教では修行者身口意と仏の身口意が合致すること。いわゆるヨガと本質的には同じものである。
    1. [初出の実例]「瑜伽境界特奇異、法界炎光自相暉」(出典:性霊集‐一〇(1079)十喩詩・詠陽燄喩)
    2. 「五白六義の趣は、五輪六丈の瑜伽(ユカ)を顕す」(出典源平盛衰記(14C前)七)
    3. [その他の文献]〔唯識述記‐二本〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「瑜伽」の意味・わかりやすい解説

瑜伽
ゆが

「ヨーガ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む