九重の天(読み)キュウチョウノテン

デジタル大辞泉 「九重の天」の意味・読み・例文・類語

きゅうちょう‐の‐てん〔キウチヨウ‐〕【九重の天】

天の最も高い所。九天
九重2」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「九重の天」の意味・読み・例文・類語

きゅうちょう【九重】 の 天(てん)

  1. 天のもっとも高い所。九天。
    1. [初出の実例]「九重(キウチョウ)の天、八際の地始めて渾沌の境を出でたりと雖も」(出典金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉前)
  2. きゅうちょう(九重)
    1. [初出の実例]「一封朝奏九重(キウテウノ)天 夕貶潮陽路八千」(出典:太平記(14C後)一)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐左遷至藍関示姪孫湘詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む