乾泉水(読み)からせんすい

精選版 日本国語大辞典 「乾泉水」の意味・読み・例文・類語

から‐せんすい【乾泉水】

  1. 〘 名詞 〙 水を入れないで地形などによって池とわかるようにしたもの。庭園箱庭などに作られる。
    1. [初出の実例]「宿所に帰り乾泉水(カラセンスイ)を造りて」(出典源平盛衰記(14C前)二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の乾泉水の言及

【枯山水】より

…日本特有の庭園様式の一つで,仮山水(かさんすい),故山水(ふるさんすい),乾泉水(あらせんすい),涸山水(かれさんすい)などともいう。平庭に石組みを主体とし,水を白砂に代えて山水をあらわすもの。…

※「乾泉水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む