亀ヶ原窯跡(読み)かめがはらようせき

日本歴史地名大系 「亀ヶ原窯跡」の解説

亀ヶ原窯跡
かめがはらようせき

[現在地名]長船町西須恵

かつら山の南西に続く山稜は、標高一五七メートルの山頂から南に向けて尾根を延ばしている。この尾根の南端付近一帯に、須恵器窯跡が分布しているが、一般に亀ヶ原窯跡とよばれている遺跡は、そのうちでも尾根にちかい丘陵上に位置している。この窯跡は、窯体をよく保存・露出しており、備前市から当郡一帯に分布している須恵器窯跡のうち、最も著名なものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android