了勝寺(読み)りようしようじ

日本歴史地名大系 「了勝寺」の解説

了勝寺
りようしようじ

[現在地名]福井市大宮三丁目

浄土真宗本願寺派。本尊阿弥陀如来。初め坂南(さかみなみ)郡砂子田(すなごだ)村(現福井市)に創建され、徳勝(とくしよう)寺と称した。永正三年(一五〇六)一向一揆が朝倉氏に大敗して以後加賀国に逃れたらしく、この頃のものと推定される本覚寺末寺帳(本願寺文書)には加賀の「砂子田徳勝寺」とみえ、本願寺証如の「天文日記」の天文一五年(一五四六)三月二四日条に「当番砂子田徳勝寺」とみえる。その後いったん越前に帰ったが、天正三年(一五七五)織田信長の越前一向一揆平定後、再び追われて加賀菅谷(すがたに)(現石川県山中町)へ移り、後また砂子田村へ戻った(当寺過去帳)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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