予章館(読み)よしようかん

日本歴史地名大系 「予章館」の解説

予章館
よしようかん

[現在地名]日南市飫肥九丁目

飫肥(おび)城大手門の南にある飫肥藩知事伊東祐帰の旧宅。江戸時代には藩主伊東氏の一門の屋敷であったが(天保一二年頃「城下絵図」日南市蔵)、明治二年(一八六九)一二月、藩知事祐帰が父祐相とともに城内から当地に移り住んだ。予章の名は庭内にあった予章(楠)の木にちなむ。翌三年には城内後宮の書院を当館に移して営繕を加えている(六鄰荘日誌)。同四年の廃藩置県で城内の建物は取壊されたため、当館の一部を割いて都城県出張所とした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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