事あれかし(読み)ことあれかし

精選版 日本国語大辞典 「事あれかし」の意味・読み・例文・類語

こと【事】 あれかし

(「かし」は強めの終助詞) 事件が起これの意。なにか新しい事件や騒ぎなどが起こって平穏な状態が破れることを、好奇心功名心などから待ち望んでいることをいう。ことあれがし。
※門三味線(1895)〈斎藤緑雨一八「事(コト)あれかしにお浜が咲かす喧嘩の花」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android