こと【事】 に=おいて[=おきて]
- ① ことを行なうのに。何か事態に対処するときにあたって。
- [初出の実例]「すまひよりはじめて、事におきて優にはづかしきけしたり」(出典:古今著聞集(1254)八)
- ② 道理から考えて。物事の道すじからして。
- [初出の実例]「然るに兄は阿容阿容(おめおめ)と、後れて弟に超(こえ)られんは、事(コト)に于(オイ)て順ならず」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)拾遺)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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