事の数(読み)ことのかず

精選版 日本国語大辞典 「事の数」の意味・読み・例文・類語

こと【事】 の 数(かず)

  1. 数えたてる価値のある物事のかず。数えるに足るもの。物の数。数の内。
    1. [初出の実例]「恋ひしなんいのちはことのかずならでつれなき人の果ぞゆかしき〈永成〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)恋一・六五七)
    2. 「成親卿が謀反は事の数にもあらず」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む