最新 地学事典 「二上山北麓遣跡群」の解説
にじょうさんほくろくいせきぐん
二上山北麓遣跡群
Nijosan northern foot site group
大阪府・奈良県境の二上山の北麓に所在。旧石器~弥生時代に,主として石器材料としてのサヌカイトの採集・採掘・石器製作を行った石器石材原産地遺跡群。大阪府羽曳野市・同南河内郡太子町・奈良県香芝市にかけて,70ヵ所以上の遺跡や散布地が知られている。羽曳野市株山遺跡では地表下のサヌカイト岩脈に達する深さ数mの竪坑をうがち,サヌカイト塊を採掘した大規模な採掘坑群も検出されている。
執筆者:松藤 和人
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

