二分裂(読み)にぶんれつ(その他表記)binary fission; binary division

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「二分裂」の意味・わかりやすい解説

二分裂
にぶんれつ
binary fission; binary division

無性生殖の一型で,単細胞生物個体がほぼ同大の2つに分れて2個体を生じるような分裂をいう。2つに分れても一方が大きく他方が小さいときには出芽という。多くの細菌,ケイ藻,原生動物などにみられる。核が染色体を生じ,紡錘糸で両極に引かれる,より複雑な分裂様式である有糸分裂と区別される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む