両極(読み)リョウキョク

精選版 日本国語大辞典 「両極」の意味・読み・例文・類語

りょう‐きょくリャウ‥【両極】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 南極と北極。
    1. [初出の実例]「恒星は大圏に〈略〉遍く列り、七曜は黄道を南北に遷還し、共に両極を枢軸として常に旋転して」(出典:管蠡秘言(1777))
    2. [その他の文献]〔晉書‐天文志一〕
  3. 陰極と陽極。
    1. [初出の実例]「二三百銭を累子細き白金線或は縫衣針を以て両極とす」(出典:舎密開宗(1837‐47)内)
  4. りょうきょくたん(両極端)
    1. [初出の実例]「此二道の相反して道徳上の両極となりたること明かなり」(出典:明六雑誌‐四二号(1875)人世三宝説・四〈西周〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「両極」の読み・字形・画数・意味

【両極】りようきよく

北極と南極。

字通「両」の項目を見る

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