故事成語を知る辞典 の解説 二十にして心すでに朽ちたり 青春のまっただ中で深い挫折を経験した際の、心の傷を表すことば。 [使用例] 本の題名は、いいだももが亡き友「エンリン」の生涯を指して、「長安ニオノコアリ、ヨワイ二十はたちニシテ、心スデニ朽チタリ」と言ったことに由来する[高田理恵子*学歴・階級・軍隊|2008] [由来] 八~九世紀の中国、唐王朝の時代の詩人、李り賀がの詩「陳商に贈る」の冒頭から。「長安に男児有り、二十にして心已すでに朽ちたり(長安の都にいるある男、二〇歳にしかならないのに、心はすでにボロボロだ)」。李賀は若くして天才の名をほしいままにした詩人でしたが、ねたまれて出世の道を立たれ、二七歳で亡くなった夭折の詩人です。 〔異形〕二十はたちにして心すでに朽ちたり。 二十にして心すでに朽ちたり [参照] 二十にして心すでに朽ちたり 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報 Sponserd by