二尺八寸(読み)にしゃくはっすん

精選版 日本国語大辞典 「二尺八寸」の意味・読み・例文・類語

にしゃく‐はっすん【二尺八寸】

  1. 〘 名詞 〙 柄頭(つかがしら)から鐺(こじり)までの長さが二尺八寸(約八五センチメートル)の刀。また、通常はその長さだったので、刀の異称
    1. [初出の実例]「本の時風やとくらん下の帯〈西鶴〉 一座氷れる二尺八寸〈惟中〉」(出典:俳諧・太郎五百韻(1679))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android